第8回複合先端研究機構(OCARINA)国際シンポジウムを開催

 去る3月7日(火)、8日(水)に、本学学術情報総合センター10階大会議室において、第8回OCARINA国際シンポジウムを開催いたしました。これは、複合先端研究機構(OCARINA)の年次総会を兼ねて、学内外の異分野交流を促進するためにほぼ毎年、国際会議形式で開催しているものです。今年度は、現在進行中の光合成・人工光合成、先端マテリアル、都市エネルギー防災、先端バイオ、バイオメディカル先端医療工学という5つのプロジェクト研究の中から合計7名により、今年度の研究成果のトピックス発表が行われました。さらに、先端マテリアル、先端バイオ、光合成・人工光合成プロジェクトからの推薦による基調講演が3題、若手招待講演が3題行われました。

 一方、ポスターセッションには、生活科学研究科、工学研究科、理学研究科より合計38題の参加があり、ポスターショートプレゼンテーションとして1分間英語でのスピーチに続いてポスター発表が行われ、活発な議論が繰り広げられました。また、ポスター賞の審査希望者は30題にのぼりましたが、シンポジウム参加者の投票により2題が選ばれ、機構長より賞状と記念品が授与されました。

 基調講演者からは、街路樹の葉を発光させる植物ランタンの発想、太陽電池と燃料電池を組み合わせた「第4世代太陽電池」、といった次世代エネルギーの方向性を示唆するスケールの大きい提案が相次ぎ、OCARINAの今後の方向性を示唆するような活発な議論が交わされました。学内外の研究者及び企業からの参加者は総勢125名にのぼり、盛会のうちに終了しました。

前のページへ

杉山教授
杉山 教授 (東京大学・工学系研究科)
 
ポスターセッション
ポスターセッション
 
ポスター賞受賞者
ポスター賞受賞者のお2人と宮野機構長
左:大阪市立大学大学院 理学研究科 細胞機能学研究室/豊永 拓真  
右:大阪市立大学 理学部化学科/片桐 毅之


Go
to
TOP