藤井 律子 プロフィール
所属 准教授 大阪市立大学複合先端研究機構
〒558-8585 大阪市住吉区杉本3-3-138
連絡先 TEL:06-6605-3624
FAX:06-6605-3636
E-mail:ritsuko*ocarina.osaka-cu.ac.jp(*→@)
その他詳細 さきがけ(プロフィールページ)
KAKEN(プロフィールページ)
学歴
1990(H2)年3月 大阪教育大学付属高等学校池田校舎 卒業
1994(H6)年3月 関西学院大学理学部 化学科 卒業
1996(H8)年3月 関西学院大学理学研究科 化学専攻 博士課程前期課程修了
2001(H13)年3月 関西学院大学理学研究科 化学専攻 博士課程後期課程修了
博士(理学)取得
学位論文名 "The Singlet-, Triplet- and Radical Cation-State Properties of Photosynthetic Carotenoids"

研究略歴
1999(H11)年4月
~2002(H14)年3月
日本学術振興会特別研究員(DC2,PD)
「紅色光合成細菌の光反応中心に結合した15シスカロテノイドの光保護作用の分子メカニズムの解明」
2002(H14)年4月
~2003(H15)年12月
光エネルギー変換研究センター 博士研究員
「紅色光合成細菌の光合成初期過程の原理を利用した色素増感太陽電池の構築」
2004(H16)年1月
~2006(H18)年3月
大阪市新産業創成センター 博士研究員
「紅色光合成細菌由来の光合成色素の高速光応答の時間分解分光及び色素を改変した光反応中心複合体の創成」
2006(H18)年4月
~2010(H22)年10月
大阪市立大学理学研究科数物系 博士研究員
「紅色光合成細菌由来の光合成反応中心の時間分解X線結晶構造解析による光保護の分子メカニズムの解明」
2010(H22)年10月
~2013(H25)年3月
大阪市立大学 複合先端研究機構 特任准教授
「海洋藻類の光合成における太陽光を効率よく集める仕組みの解明と人工光合成への応用」
2011(H23)年10月
~2016(H28)年3月
JSTさきがけ「光エネルギーと物質変換」領域研究員兼任
「海洋性光合成生物に独特な光合成アンテナに結合する色素の構造と機能の解明」
2013(H25)年4月
大阪市立大学 複合先端研究機構 准教授

他活動
Editor Carotenoid Science (ISSN 1880-5671) (2004-)
Local Organizing Committee 15th International Symposium on Carotenoids (2008)

研究活動

研究テーマは一貫して,光合成初期過程における光合成色素タンパク複合体に結合した光合成色素の構造と機能の解明である。その中で,様々な光合成生物の培 養(微生物学),光合成アンテナ色素タンパク複合体及び光合成色素そのものの単離,精製(生化学,天然物化学,機器分析化学),そして超高速に行われる光 励起エネルギーの移動過程の観測と解析(分光学,物理化学)を行ってきており,微生物学,生化学,天然物化学,機器分析化学,そして分光学,物理化学とい う幅広い分野における研鑽を積んできた。近年は,海洋藻類の持つ独特な高効率な光合成光利用システムの解明という探索的テーマに取り組み,新規光合成アン テナのタンパク質解析,色素の構造と機能の解析を進めている。現在は,独立行政法人 科学技術進行機構(JST) さきがけ「光エネルギーと物質変換」領域の採択課題「褐藻類の光合成アンテナに結合した色素の構造と機能の解明」と,科学研究費補助金若手研究(A)の採 択課題「海洋性光合成色素クロロフィルcの生体及び色素増感太陽電池における光励起状態の解明」という二種類のプロジェクト研究を主として行っている。

今後は,海洋藻類の光合成における太陽光を効率よく集める仕組みの解明という探索的な研究課題を通して,天然の光合成系の利点を有為に取り込んだハイブリッド型の人工光合成による太陽光から燃料を生産する仕組みに資する研究を行っていく予定である。


受賞

研究業績概要