研究方針

 当研究室は,複合先端研究機構に所属し,大学院理学研究科物質分子系専攻と理学部化学科から学生を受け入れています。高等植物,藍藻,光合成細菌中で進行する光合成反応を利用・模倣した太陽エネルギー変換システムの構築を目指した研究を進めています。具体的には天然の光合成反応を参考に色素分子と生体触媒を駆使し,太陽光エネルギーを駆動力とした二酸化炭素の低炭素燃料への還元や有用物質への変換に関する研究を進めています。近年,環境問題やエネルギー問題がクローズアップされています。もちろんこれらの問題を即解決するような実学研究も必要ですが,大学という自由な研究の場においては,物事を深くじっくり考え,なぜ,どうしてと探求し,いろいろな可能性ある研究を進めることも重要です。

 当研究室では,「2050年ころに起こると予想されているエネルギー枯渇問題を解決できるような,長期的なビジョンを持った研究」を進めています。すぐに役立つ研究も良いですが,目先の小さな目標にとらわれた「流行のキーワードに左右された促成栽培の研究」ではなく,「将来的により大きな問題解決をできるような研究」を進めていくことを方針としています。


天尾 豊 教授

CEO

 


研究室の一日

研究室ミーティング (月曜日)

輪読会、雑誌会(水曜日)